わくわくサンゴ隊がスタート!
〜サンゴと島の暮らしについて学び、サンゴの苗作り体験〜白保魚湧く海保全協議会
- 日時
- 2014年6月29日
- 場所
- 沖縄県石垣市白保 しらほサンゴ村
- 対象
- 市内小学生 6名
- 主催
- 白保魚湧く海保全協議会
- 協力
- 特定非営利活動法人夏花/WWFサンゴ礁保護研究センター

興味を示した子どもにスペシャルプログラムを提供したい
全小学校に呼びかけ“わくわくサンゴ隊”が結成
わくわくサンゴ隊の結団式が6月29日に白保で開催されました。わくわくサンゴ隊は石垣島の全小学校に呼びかけ参加した6名の小学生の集まりです。
これまで、わくわくサンゴ石垣島プロジェクトメンバーが各学校で行ってきたサンゴとサンゴ礁を学ぶプログラムを受けた子どもたちの中には、サンゴに対し特に興味を示す子どもたちがいました。そんな子どもたちがもっと深く学べ体験できるスペシャルプログラムを提供したいというメンバーの想いから“わくわくサンゴ隊”が企画されました。
サンゴと島の暮らしについてのレクチャー
初日、しらほサンゴ村にて白保魚湧く海保全協議会 新里さんによる、サンゴと島の暮らしについてのレクチャーを行いました。白保地域のサンゴが成長するスピードや赤瓦の漆喰にサンゴが使われているなどの話しに、子どもたちは興味津々で食い入る様に聞いていました。「日曜なのに勉強かよ〜」と言いつつも、はにかんだ笑顔。学校とは違うゆったりとした白保の雰囲気の中、子ども同士、また、スタッフともあっという間に打ち解け楽しく学ぶ様子が見られました。
サンゴの苗作りを体験 生きたサンゴにふれ興味津々
その後は、市街地のわくわくサンゴ石垣島センターに移りサンゴの苗作りを体験しました。八重山漁協サンゴ養殖研究班の新盛さん、小林さんの指導でサンゴの苗を作りました。それぞれが選んだ自分のサンゴを水槽に入れて成長する様子を観察します。生きたサンゴにふれ、興味津々の様子。やはり愛着がわいたのか名残惜しそうに水槽を見つめ、センターを後にしました。
今後は、白保の世界最大級のアオサンゴ群落を観察するシュノーケル体験や潮が引いたときリーフの先端まで歩ける干潟“ワタンジ”での生き物観察、そして、鹿児島県奄美大島での交流を予定しています。

サンゴの苗を作り体験

わくわくサンゴ隊メンバー

サンゴと島の暮らしについてのレクチャー

わくわくサンゴ石垣島センターの水槽にサンゴの苗を設置

小さなサンゴの苗