真喜良小5年生56名にシュノーケリング体験
〜中規模の小学校を対象にした海洋学習〜石垣島沿岸レジャー安全協議会
- 日時
- 2014年7月3日
- 対象
- 沖縄県石垣市立真喜良小学校 5年生 56名
- 実施
- 石垣島沿岸レジャー安全協議会
- 協力
- フサキリゾートヴィレッジ

小学生56名の海洋学習
事前にプールで予習 泳力に合わせ無理のない本番を
7月3日、真喜良小学校5年生56名に海でのシュノーケリング実習を行いました。石垣島沿岸レジャー安全協議会がフサキリゾートヴィレッジのマリンスタッフ協力のもとに実施しました。海での実習に先立ち、6月30日には学校のプールで12名の講師がシュノーケリングの用具の使い方を児童に指導しました。学校側に児童の泳力に応じた少人数のグループに分けてもらうことで、水が苦手な児童にも無理をさせず安全に実施することができました。
約半数の児童が海で本物のサンゴを見ることは初めての経験
ボートで5分ほどの沖に出て海の中を観察しました。子どもたちは色とりどりのサンゴに様々な魚が群れている姿に興奮し、シュノーケルをくわえながら喜び叫んでいました。自分たちが住むすぐ近くにきれいな海の世界があることに驚いた様子でした。「ボートにのるシュノーケリングは初めて、思ってた以上にすごかった!」「イラブチャーがすーって泳いでたよ」「もっと長い時間やりたい!」と子どもたちから感想をもらいました。56名のうち約半数の児童が海で本物のサンゴを見ることは初めての経験でした。
中規模の市街地の小学校を対象にした海洋学習への取り組み
石垣島沿岸レジャー安全協議会では中規模の小学校を対象とした海洋でのシュノーケリング実施は今回が初めての取り組みでした。これまでに石垣島の小規模校での実施経験は抱負なメンバーですが、限られた人材と予算の中で56名分の児童用用具の調達や講師の依頼、移動や時間調整など、人数がただ増えただけではないことを実感する機会となりました。
実際に海のサンゴを見て肌で感じた子どもたちは、その後の屋内学習時での興味の持ち方や真剣さが違います。クラスの友達と一緒に見た本物のサンゴ。その経験は子どもたちの自然に対する理解や関心を深め、ひいては持続可能な社会への感心に繋がっていくのではないでしょうか。
実施した学習プログラム
◆ 2014年6月30日
用具の使い方を学ぶ(シュノーケリング プール技術講習)
実施:石垣島沿岸レジャー安全協議会/環境省 石垣自然保護官事務所/白保魚湧く海保全協議会ほか
◆2014年7月3日
サンゴ礁の世界を体験(シュノーケリング学習)
サンゴの基礎知識を学ぶ(Yes or Noフリップクイズ)
多様な形状のサンゴを知る(サンゴじゃんけん)
実施:石垣島沿岸レジャー安全協議会
協力:フサキリゾートヴィレッジ

学校近くの海でシュノーケリング

フサキリゾートリゾートビレッジで注意事項を聞く児童

泳力に応じた各グリープに別れシュノーケリング

学校近くの海でサンゴとサンゴ礁に暮す生きものを観察

6/30には学校プールでシュノーケルの使い方を指導