海辺の環境教育フォーラム2014に参加
〜「つなげよう、海心(うみぐくる)」〜- 日時
- 2014年11月15日, 16日
- 場所
- 沖縄大学
- 主催
- 海辺の環境教育フォーラム2014 in 沖縄実行委員会
- 共催
- 海辺の環境教育フォーラム事務局/沖縄大学/沖縄県サンゴ礁保全推進協議会/沖縄自然環境ファンクラブ
- 後援
- 沖縄県/公益財団法人日本自然保護協会(NACS-J)/NPO法人沖縄エコツーリズム推進協議会(ECO-Okinawa) /WWFジャパン/環境省 那覇自然環境事務所
参加
石垣島沿岸レジャー安全協議会/八重山漁業協同組合サンゴ養殖研究班/沖縄エコツーリズム推進協議会/白保魚湧く海保全協議会/地域広報サポート石垣島

力になる情報交換
サンゴとサンゴ礁学習の実践例を紹介
11月15、16日の2日間に渡り沖縄大学で開催されたイベント、海辺の環境教育フォーラム2014 in 沖縄 に参加しました。同フォーラムは、海辺の環境教育に関わる人の緩やかなネットワークを作りたいという思いから生まれた集まりです。わくわくサンゴ石垣島プロジェクトのこのイベントへの参加は、2012年の福島開催に続き2度目。参加することで様々な意見交換ができ、今後の活力となる情報交換の機会が得られました。
15日に行われたポスターセッションでは、わくわくサンゴ石垣島プロジェクトの概要や小学校等で実施した学習プログラムの内容を実施団体がそれぞれ発表しました。その中で、富野小で継続しているサンゴの健康調査、南ぬ島のコーラルウォッチは参加者から高い評価を得て〝これからが楽しみで賞〟を受賞しました。イベント参加者からは当プロジェクトで実施した環境教育活動や連携について質問を受けたりと、多くの関心を集めることができました。
一般公開イベント〝海がっこう、海あしび〟にてブース出展
16日に行われた一般公開イベント〝海がっこう、海あしび〟では、サンゴに触れることで一般の方にサンゴや海を身近に感じてもらうことを目的とし、当プロジェクトメンバーが共同でブースを出展しました。八重山漁業協同組合サンゴ養殖研究班が幅120cmの水槽に養殖サンゴを入れたタッチプールを設営し、石垣島沿岸レジャー安全協議会らのメンバーがサンゴのポリプや触手が動く様子などサンゴの生態について解説しました。
ブースには学生や親子連れ、ホテル関係者など200名以上が訪れ、サンゴの産卵や成長などについての質問をする様子がみられました。この日はわくわくサンゴ隊の児童2名も来場して全国から集まった多彩な海洋学習のアクティビティを体験。二人は「石垣島のサンゴがきれいなこと、もっと大きいこと、どうやって生きているのかも多くの人に知って欲しい」と島のサンゴの魅力発信にも意欲をみせていました。
これからの環境教育を担う若い世代に
この2日間のイベントのテーマは「つなげよう、海心(うみぐくる)」。海や自然に関わり子どたちへ伝える活動を行っている人々と学生が主体となり開催されたイベントです。海への想いは各人各様ですが、その多様性を大事にしながらみんなの海に対する気持ちを周囲に伝えること、そして、これからの環境教育を担う若い世代に繋げたいという想いが込められています。わくわくサンゴ石垣島プロジェクトでも各団体の若いメンバーが中心となり、以下の発表や出展を行いました。
【養殖サンゴ ブース出展】
八重山漁業協同組合サンゴ養殖研究班/石垣島沿岸レジャー安全協議会
【あんなだったよ〜 昔の風景復元プロジェクト スクリーン展示】
石垣島沿岸レジャー安全協議会
【ポスターセッション(発表)】
当プロジェクト概要:沖縄エコツーリズム推進協議会
富野小中 南ぬ島のコーラルウォッチ:石垣島沿岸レジャー安全協議会
白保でのサンゴ保全活動:白保魚湧く海保全協議会
わくわくサンゴ隊学習プログラム:WWFサンゴ礁保護研究センター
【わくわくサンゴ隊 引率】地域広報サポート石垣島
※活動紹介ポスターはこちらからご覧いただけます。
→ 富野小中学校 南ぬ島のコーラルウォッチ(PDF 2.6MB)
→ わくわくサンゴ隊 学習プログラム(PDF 1.7MB)
→ わくわくサンゴ石垣島プロジェクト紹介(PDF 1.3MB)

生きた養殖サンゴに触れる子どもたち

マイクロスコープでサンゴを拡大しポリプについて解説

富野小で継続しているサンゴの健康調査の発表で受賞

一昔前の石垣島の海にまつわる話を描いた展示

わくわくサンゴ隊の学習の様子を紹介したポスター